借用

知人にお金を貸したのに、返してもらえなくなった経験ありませんか?
借りる場合も、返してもらっていない、利息のトラブルを避けるためのコツを紹介します。

知り合い同士だからと言って手渡しだけで、何の借用書や・法的証拠などを一切残さず・簡単に貸すと、後からとんでもない後悔をすることになります…

友達だから・兄弟だから・親子だからこそ、不必要な金銭トラブルで傷つけ合わないために、お互いお金の貸し借りの時の書類はきちんとそろえましょう!

借用書とは?

借用書

借用書とは、お金を借りる当事者と・お金を貸す当事者の間で、貸し借りがあったことを証拠として残す書面の書類で、法律的には民法が適用されます。

もちろん、知り合いの間で借用書を作成せず、口頭だけの貸し借りがあったとしても、法律上では契約が成立しているのです。

ちなみに、借用書と・『金銭借用書』・『借用証書』・『金銭消費貸借契約書』は、同等の意味で使われています。

借用書の最大目的は、トラブル防止!

お金を貸して、返してもらわなくても良いと思ってる場合は、当然借用書を書く必要はありませんが…

それ以外の場合は、どんなに親しい関係でも、必ず借用書を残すようにしましょう!

長い人生の中で、お金を貸してた時は良い仲だったけど…
その後、何となく疎遠になったり・ギクシャクすることも十分にありうるので、借りたこと自体をなかったことにされる場合もあるかも知れません(゚Д゚;)

しかも、これは仲が良ければよいほど、トラブルになりやすいと言われています。

実際、お友達や・親族・兄弟・家族・恋人…
など、最も自分と深い付き合いをしている人との、金銭トラブルが一番多いと弁護士から聞いたことがあります(゚Д゚;)

例えば・・・

・お金を貸した→借りてない
・お金を返した→もらってない
・利息がある→ない
・お金を上げると言った→上げてない…などなど。

一見、くだらない話し合いのように聞こえますが…
このトラブルで、実際お金だけでなく、友達や・家族・恋人を失った人は大勢いるそうです(・。・;

親しい仲だから、約束を守ってくれるとは限りません!
しかも、これは貸した方だけでなく、借りた方のためにも、お互い証拠としてきちんと残す必要があります。

借用書は法的証拠にはなるが、法的効力はない?!

法律

そうです!
借用書はとっても簡単な書面書類で、お互いの記憶の食い違いや・トラブルを防ぐだけでなく、万が一裁判になった時も有効な証拠として提出可能ですが…

実際の、法的な強制力はありません!

例えば、貸したお金を返してもらえず、代わりに家の財産を差し押さえようとする場合、この借用書だけでは出来ないです。
裁判を起こし、証拠として借用書を提出し、判決を取ってから差し押さえとなります。

ではどうすれば、借用書を法的効力のある書類にできるのでしょうか?

それは、『公正証書』を作成することです!

借用書を、公正証書に作成することで、『法的効力のある借用書』に変わります。
公正証書には、金額や利子や返済期間・計画を明記します。
計画通りに返済が行われなかった場合、
裁判をしなくても強制執行や給与の差し押さえが可能になります。

ちなみに・・・

・借用書は、お互いのトラブルを防ぐための、書面証拠書類。
・公正証書は、相手が約束を守らなかった場合、財産の差し押さえができる法的権利。

作成は、貸す側、借りる側で公証役場に行き、公証人の前でお互いが契約内容に間違いがない事を確認します。

お金を貸す時の、注意点!

借金

できれば、親しい間で金銭の貸し借りは避けたいのですが…
どうしても、相手がピンチになり・助けを求めてきたら、なるべく助けたいという気持ちになるのは当然です。

ただ、その時は必ず借用書or金銭貸借公正証書の作成を忘れずに!

そして、作成時の注意点として・・・

利息制限法を確認しよう!
通常、借りたお金を返す時は、利息を付けるのが常識です。
借用書や・金銭貸借公正証書の作成時は、利息制限法の上限を超えないようにしましょう。
利子が利息制限法を超えた場合、契約が無効になります!

収入印紙をお忘れなく!
1万円以上の借用書の場合、収入印紙を貼らないと意味がないので、忘れないように気を付けましょう!

銀行振り込みにしましょう!
親しい中だと、直接手渡すこともあると思いますが…
後々、貸した・貸してない・返した・返してない…などのトラブルを防ぐためには、銀行振込にして履歴を残すようにしましょう!

不安な場合は、金銭消費貸借契約書を作成しょう!
上で紹介したように借用書と・金銭消費貸借契約書は、法律的には同等な意味で使われますが、保管方法が違います!
・借用書は、貸した当事者が保管
・金銭消費貸借契約書は、2部作成・ 1部ずつ保管
貸す方も・借りる方も不安な場合は、金銭消費貸借契約書がおススメです。